庭の花を部屋に飾って楽しむ!切り花にできる多年草10選
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庭で大切に育てた花を、部屋にも飾って楽しめたら素敵だと思いませんか?
庭の花を少し摘んで飾るだけで、暮らしの中にやさしい彩りが生まれ、季節を身近に感じることができます。
けれど、「花壇に植えている花を切ってしまって大丈夫なのだろうか?」と不安に感じる方も多いかもしれません。
実は、正しい切り方や育て方を知れば、庭で育てながら切り花として楽しめる多年草はたくさんあります。
ここでは、初心者でも育てやすい切り花にできる多年草の選び方や管理方法をあわせて、わかりやすくご紹介します。
多年草が切り花に向いている理由
庭で育てた花を部屋に飾る暮らしは、日常に季節の彩りを与えてくれます。
こうした暮らしを気軽に楽しめるのが、切り花にできる多年草の魅力です。
一年草は春に植えて、その年のうちに花を咲かせ、役目を終える種類が多く、翌年は新しく苗を植え直す必要があります。
一方、多年草は一度植えると地中に根が残り、数年にわたって花を咲かせ続けます。
多年草には次のような魅力があります。
手間が少なく経済的
翌年も同じ株から花が咲くため、苗を買い直す手間や費用を抑えることができます。
株の成長を楽しめる
年数を重ねるごとに株が大きく丈夫になり、収穫できる花の数も増えていきます。
庭の景色をそのまま室内へ
庭で元気に育った花を少し摘んで飾るだけで、季節を感じる暮らしを手軽に楽しめます。
切り花にできる多年草の選び方のポイント
すべての多年草が切り花に向いているわけではありません。
切り花として楽しみやすい植物には、いくつかの共通した特徴があります。
茎が硬く丈夫なもの
水をしっかり吸い上げやすく、花瓶の中でも倒れにくくなります。
さらに、花の重さにも耐えやすいため、形が崩れにくく美しい状態を長く保つことができます。
花もちが良いもの
切り取ったあとも1週間ほど美しさを保てる種類は、室内でも長く楽しめます。
水替えなどの管理を続けることで観賞期間がさらに延び、飾る楽しみをしっかり味わえます。
繰り返し咲く性質があるもの
四季咲き性や開花期間が長い植物は、何度も収穫できるため、切り花として活用しやすくなります。
定期的に収穫することで株の成長も促され、花数が増えやすくなるメリットもあります。
多年草の切り花を長く楽しむコツ
切り花が長持ちする切り方

切り花は収穫するタイミングや切り方によって、花もちが大きく変わります。
まず、収穫は早朝に行うのがおすすめです。
朝は植物が水分をたっぷり含んでいるため、花が元気な状態で切り取ることができます。
また、茎は斜めにカットしましょう。
切り口の面積が広がることで水を吸い上げやすくなり、花が長持ちしやすくなります。
さらに、花が咲き始めたタイミングで収穫すると、室内でゆっくり開花し、観賞できる期間が長くなります。
切り花を長く楽しむ管理方法
切り花は収穫した後の管理もとても重要です。
花は切った瞬間から水分を失いやすくなるため、できるだけ早く水に浸けることで元気な状態を保つことができます。
特におすすめなのが「水切り」です。
水の中で茎を切り直すことで、切り口に空気が入るのを防ぎ、水を吸いやすくなります。
また、花瓶の水は毎日交換しましょう。
水が汚れると雑菌が増え、茎が傷みやすくなります。
水を替えるときに茎のぬめりを軽く洗い流すと、さらに花もちが良くなります。
そして、花を飾る場所も大切です。
直射日光やエアコン・暖房の風が当たらない涼しい場所に置くことで、花をより長く楽しむことができます。
切り花にできる多年草おすすめ10選
ここでご紹介する切り花にできる多年草は、切り花として長く楽しめる花もちの良さに加え、初心者でも花壇で育てやすく、管理が比較的簡単な植物を基準に選びました。
① エキナセア

【特徴】
乾燥や暑さに強く、初心者でも育てやすい丈夫な多年草です。中心が盛り上がる独特の花姿が特徴で、ナチュラルガーデンによく合います。株が年々大きくなり花数も増え、庭の主役として長く楽しめます。
【開花時期】
6月中旬~9月頃
【切り花ポイント】
茎が太く水揚げが良いため花もちが良く、初心者でも扱いやすい花です。
② ガウラ(白蝶草)

【特徴】
細い茎に小花が咲き、蝶が舞うような軽やかな印象を与える多年草です。風に揺れる姿が美しく、自然な雰囲気の庭づくりに適しています。開花期間が長く、株が広がりながら次々と花を咲かせます。
【開花時期】
5月~11月
【切り花ポイント】
繊細な花姿で動きのあるアレンジが作れ、軽やかな印象を演出できます。
③ サルビア

【特徴】
穂状に花を咲かせる多年草で、庭に高さと立体感を与えてくれます。丈夫で育てやすく、品種によって花色が豊富なのも魅力です。剪定すると繰り返し花を咲かせるため長期間楽しめます。
【開花時期】
6月~11月 ※サルビアには多くの種類があり、開花時期は品種によって前後します。
【切り花ポイント】
縦のラインを強調でき、花束やアレンジのアクセントに適しています。
④ ルドベキア

【特徴】
鮮やかな黄色の花が特徴で、夏の庭を明るく彩る代表的な多年草です。暑さや乾燥に強く、初心者でも育てやすい植物です。群植すると花壇の存在感が増し、景観づくりにも向いています。
【開花時期】
7月~10月
【切り花ポイント】
花もちが良く色鮮やかで、アレンジの主役として活躍します。
⑤ オステオスペルマム

【特徴】
豊富な花色が魅力の多年草で、明るく華やかな花壇を作れます。日光を好み、春と秋に美しい花を咲かせます。コンパクトにまとまりやすく、鉢植えや花壇どちらにも向いています。
【開花時期】
1月中旬~5月、9月中旬~11月中旬
※暖かい地域では冬に咲くこともあります。
【切り花ポイント】
花色が豊富で明るく、室内を華やかに演出できます。
⑥ シャスターデージー

【特徴】
白い花びらと黄色い中心が特徴の清楚な多年草です。丈夫で育てやすく、ナチュラルガーデンや花壇によく合います。株が広がりやすく、まとまって咲くため景観づくりに向いています。
【開花時期】
5月中旬~7月
【切り花ポイント】
素朴で優しい印象があり、他の花とも合わせやすい万能な花です。
⑦ アルストロメリア

【特徴】
ユリに似た華やかな花を咲かせる多年草で、切り花として非常に人気があります。丈夫で株が広がりやすく、毎年安定して花を咲かせます。花色が豊富で装飾性が高いのも魅力です。
【開花時期】
5月~7月
【切り花ポイント】
非常に花もちが良く、長期間観賞できる優秀な切り花です。
⑧ アキレア(ヤロウ)

【特徴】
細かな花が集まり、柔らかく優しい印象を与える多年草です。乾燥や暑さに強く管理が簡単で、ナチュラルガーデンにもよく合います。ドライフラワーとしても利用できる人気植物です。
【開花時期】
5月中旬~8月中旬
【切り花ポイント】
乾燥しても形が崩れにくく、ドライフラワーとしても楽しめます。
⑨ フロックス(宿根フロックス)

【特徴】
大きな花房が特徴で、庭を華やかに彩る多年草です。香りの良い品種も多く、夏の花壇を美しく演出します。丈夫で育てやすく、株が広がりながら毎年花を咲かせます。
【開花時期】
6月中旬~9月中旬
※フロックスには春咲きの種類もありますが、切り花に向く宿根フロックスは主に夏に開花します。
【切り花ポイント】
花房が大きく、ボリュームのある華やかなアレンジが作れます。
⑩ クリスマスローズ

【特徴】
冬から早春に咲く貴重な多年草で、上品で落ち着いた花色が魅力です。日陰でも育ちやすく、庭に季節感を与えてくれます。多年草の中でも寿命が長く、長年楽しめる植物です。
【開花時期】
1月~3月
【切り花ポイント】
水切りや湯揚げを行うことで花もちが大きく向上し、切り花としても楽しめます。
まとめ
切り花にできる多年草は、一度植えると毎年花を咲かせ、庭と室内の両方で楽しめる魅力的な植物です。
また、適切な時期に花を摘み取ることは、植物の生育を助け、株を元気に保つことにもつながります。
自分で育てた花を部屋に飾ると、暮らしの中にやさしい彩りが生まれ、気持ちも自然と和らぎます。
育てる楽しさと飾る喜びを同時に味わいながら、花のある暮らしを少しずつ始めてみませんか?